住み慣れた居室でお別れまで過ごせる学研ココファンのお葬式《ここりえ》

葬儀コラム

葬儀コラム

ご安置。どこで、どのように過ごす?

学研ココファンのお葬式「ここりえ」には、「直葬・火葬式」プランがあります。

そもそも「直葬・火葬式」とはどのような葬儀スタイルなのでしょうか。

直葬・火葬式とは

直葬とは「直接火葬」の略で、セレモニーをせずに安置後に火葬をする葬儀スタイルのことをいいます。

2000年以降、セレモニーをしない葬儀の形のことを「直葬」というようになり、都市部を中心に徐々に広がってきました。

「火葬式」というのは、火葬のみで何もしない直葬と区別する意味で、業者が付けた名称で、出棺前にお花入れの儀を行ったり、簡易的であっても儀式として体裁を整えたプランになります。

かつては「火葬のみですませた」というと、「お葬式すら出せない人」と、周囲から冷たい目が向けられたものでしたが、亡くなる人の高齢化、家族の変容、葬儀に対する意識の変化等により葬儀の形が多様化、「直葬・火葬式」は徐々に市民権を獲得していきました。

「直葬・火葬式」を選んだからといって、家族に弔う気持ちがないわけではありません。

死を目の前にしたとき、家族は「何も考えることができない」「どうしたら良いかわからない」という不安に陥ったり、中には自責の念を抱える人もいます。
葬儀という日常とは異なる作法や儀式を行い、そこに集う人と故人について語り合うことが喪の過程になるのですが、「直葬・火葬式」の場合は、どのようにして弔いの感情を表出したら良いのでしょうか。

直葬・火葬式ってどんな葬儀?

「墓地・埋葬等に関する法律」では、原則的に死後24時間を経過しないと火葬することができません(指定感染症をのぞく)。

そのため、「火葬のみ」であってもどこかに故人を安置する必要があります。
それではどこに安置ができるのでしょうか。
亡くなった場所でそのまま安置することができるのでしょうか。

病院で亡くなった場合→安置不可
介護施設で亡くなった場合→△

病院で亡くなった場合、霊安室などに故人はご安置されますが、霊安室は数時間~半日程度の一時的な使用しかできないため別の場所に移動して安置することになります。

介護施設は、医療行為を受けることを目的として入る病院とは異なり「生活の場」ですから、病院のようなスピード感のある退去を求められることはありませんが、それでも「早めに」退去して別の安置場所に搬送されることがほとんどです。

安置専門の「遺体ホテル」

「遺体ホテル」というワードを耳にしたことありますか?

「ホテル」といっても宿泊業ではなく、亡くなった人が多くお休みになっている葬儀会館のことです。
キャッチーなネーミングであるため、時々テレビや新聞・雑誌などのメディアにも紹介されることがあります。

「直葬・火葬式」に対する注目が高まるにつれ、「どこで葬儀をするか」よりも「どこに安置をするか」という「安置」の場所や方法が葬儀の満足度を左右するようになりました。

また地域によっては火葬までの期間が長期になり(5日~10日)、その間安置をする場所の確保が必要になってきました。

そういった社会問題の解決の受け皿になったのが遺体安置施設であり「遺体ホテル」でもあったのです。

しかし、安置方法については、安置場所のハード面の充実、個別か共同か、面会時間の制限の有無等で内容は異なり、当然費用も異なります。

当然ですが、1日3万円の安置室と1日5000円の安置室では仕様が異なります。単にハードの違いだけではなく、面会が全くできない安置室もあるので注意が必要です。

ここりえが提案する居室安置

学研ココファンのお葬式「ここりえ」では、介護施設でのお看取り後は、できるだけ居室や施設の安置室でお過ごしいただくことを提案しています。

理由は、

・面会に(比較的)制限がない
・他の入居者とのお別れができる
・生前からかかわっていたスタッフとコミュニケーションがとれる

等のメリットがあるからです。

もちろん、居室での安置について「前例がない」と否定的な介護施設・介護事業者も少なくありません。実際に学研ココファンの高齢者住宅でも、最初は「考えたこともない」という意見が多く、考慮する余地もありませんでした。

しかし、高齢者住宅は「生活の場」であり、死は「暮らしの延長」である旨を丁寧に説明したことで、1件、2件とお看取りから安置、お別れができるようになり、本当の意味で最期まで住み続けることができる高齢者住宅・施設へと深化しています。

安置を大切にする直葬・火葬式

学研ココファンのお葬式「ここりえ」の直葬・火葬式では、特に「安置」を大切に考えています。

大切な方が亡くなった後、故人との時間と空間を共有することは死の現実を受け止める重要な過程です。ご遺体のケアをしたり、故人について語ったり、遺品を片づけたりといったひとつひとつの作業がグリーフケア(悲嘆ケア)につながります。

学研ココファンのお葬式「ここりで」ではご家族や残された人にとって意味のある、心に残るお別れとなるよう、ご提案していきたいと思います。

学研ココファンのお葬式⦅ここりえ⦆アドバイザー吉川美津子

学研ココファンのお葬式「ここりえ」
終活・葬儀・お墓アドバイザー、社会福祉士・介護福祉士
吉川美津子

高齢者施設の方へ:施設内での安置、お別れ式・葬儀のご相談承ります

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葬儀費用は会葬者数や会場などによって変動します。また、慣習やしきたりなど、地域によっても形式が異なります。学研ココファンのお葬式《ここりえ》では、いつでも事前相談にご対応しています。また、お見積もりもご提示しますので、お気軽にご相談ください。

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