先日、都内某寺院にて寺院葬を行いました。
故人は地元の名士で、この寺院とも古くからお付き合いがあるとのこと。
かつては「お寺で葬儀」はあたりまえに行われていたものですが、1990年後半から各地で葬儀会館が建てられるようになると、その利便性から葬儀会館で葬儀を行うケースが増え、寺院葬は減少するようになります。
しかし、近年家族葬が増え、寺院葬が再注目されるようになりました。
そもそもお寺の中は供養の空間が完成されていますから、境内に足を一歩踏み入れるだで厳粛な雰囲気になります。故人と真摯に向き合うことができるのも寺院葬の良さだと改めて実感します。
この日集まったのはご家族と親戚含めて約40名。通夜はなく、葬儀・告別式後に火葬という流れの一日葬が執り行われました。
12月だというのに、この日はコート不要で気温高め。
暖かい日差しと青空、木々の葉に彩られ、穏やかな出棺風景となりました。
学研ココファンのお葬式「ここりえ」
終活・葬儀・お墓アドバイザー、社会福祉士
吉川美津子
学研ココファンのお葬式「ここりえ」では自宅葬・寺院葬を行っています。